活性化デザイン化委員会
浅草観音うら「活性化デザイン化委員会」発足について
浅草観音うら一葉桜振興会は、平成18年8月に、観音うら地区の活性化を目的として商店会として設立し、台東区の承認を頂きました。
この商店会設立の背景には、2011年に新東京タワーが設立され、浅草地区からの観光客の導線として従来の雷門通り経由吾妻橋という流れから、言問通り経由言問橋という新しい流れができることを鑑み、同時に、その時期の対応を今から行うことが必要だと考えたからであります。
商店会を設立した一方で、なかなか内部には良い知恵や、市場の調査や分析、またその分析の後何を着手していったらよいかというテーマを決定するのは難しいという現実にあたりました。
また、この観音うら地区に関するいくつかの研究報告によると、今後の活性化に関しては期待薄の意見や展望が多く、2003年の江戸開府400年を記念して植樹した一葉桜と、それに連なる催しで、以前より観光客の関心も高まったと認識しておりましたために、これらの報告は意外でもありました。
そこで、この際、まちづくりを学術的かつ専門に研究している在野の方々のご協力を頂き、総合的に浅草観音うら一葉桜振興会及び、大きな「観音うら」という括りで対応しなければならないという意見が纏まり、平成19年4月から、東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻の中島直人助教授と大学院生グループの全面的な指導・協力の下、当委員会を立ち上げました。
本年は一年目ということで、まずは観音うら地区の実態調査を主眼とし、同時に、地元の関心を高めるために、略毎月委員会を開催し、地元商店会メンバーと学術グループの意見交換から始め、地元の強い思いを伝ええると共に、より客観的な専門研究グループの学術に基づいた大所高所からの提案を頂き、後半は数回のワークショップを重ね、ひとつの成果につながったと自負しております。
当冊子は、今年度の報告書でありますが、単に活動報告ではなく、次年度の同委員会のテキストとして活用できるように工夫をして製作いたしましたので、今現在の当商店街の現状として、関係各位の参考になれば幸いです。
浅草観音うら一葉桜振興会 会長 細川 清
*観音うらまちづくりブック2008 より抜粋
